みなさんこんにちは、カメラマンのみじょです。
今回は、一眼レフおよびミラーレス一眼についての話題です。
撮影をしていて、「あれ?自分の思っていたように撮れないな・・」と思うことがあると思います。これは今の私でも思います。
ただ、この時カメラの設定がオートなのかマニュアルなのかは、後々その人の実力にも大きな差が出ることになります。
現在これらを持っているみなさんも、これから買おうかな?と考えている皆さんにも、心がけていただきたいことです。
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一眼レフ、ミラーレス一眼は細かく設定ができる
スマホやコンデジと一眼カメラが大きく違う点、それは、細かい露出設定ができることです。
スマホなんかは今やすごく優秀で、カメラアプリを起動すればすぐに写真が撮れます。「1億総カメラマン」の時代です。
ただし、撮影の仕方にこだわりがでてくると、スマホでは限界があります。
一眼レフやミラーレスをお持ちの方は、きっとそんなことを感じてカメラを購入されたんだと思います。
そして、画質の良さ、ボケの綺麗さなどに感動する。素晴らしい体験ですね。
ただ、ここからもう少し上手になりたい!と思う人は、楽な撮影をやめなければなりません。脱!オート撮影です。
オートで撮るのは楽だけど、成長しない
今の一眼カメラにはオート撮影があり、それを使うと細かいことを考えずに撮影ができますし、ある程度どんな状況でもカメラが対応してくれるので、撮影自体がとても簡単になります。
でも、せっかく写真をこだわりたい!と思って買ったカメラのはずなのに、結局フルオートでは、こだわりたくてもカメラはいうことを聞きません。だって、オートなんだもの。あなたの想いなんか知りません。
結局自分の撮りたいものより楽さに流れてしまい、オート撮影を続けていては、成長もなく、せっかく大金をはたいてカメラを買った意味がありません。マニュアル撮影をぜひともお勧めします!
マニュアル撮影で、「露出」の感覚が身につく
マニュアル撮影はカメラの「Mモード」になります。
これは、カメラの露出を自分のやりたいように合わせられるモードです。
「露出ってなんだっけ?」はい、この疑問にお答えします。
https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/photo/word5.html
これを読んでみると、わかりやすいですね。
簡単に言えば、今の環境の明るさのようなものです。
ぼくは、今の明るさを露出で数値化します。シャッタースピード、絞り、ISO感度の3つがその要素です。
「今日は天気がいいからシャッタースピードは500分の1秒で、絞りは5.6で、ISO感度は200くらいだな」
「今日は屋内での撮影だからISO感度は高めの3200くらいにして、あとは被写体が動くならシャッタースピード200分の1くらいにして絞りはその都度調整しよう」
など、その場で考えて設定して撮影します。
これは正直慣れが必要ですが、慣れてくれば自分の大方の予想通りの露出を即座にカメラに設定ができ、シャッターチャンスを逃すことがかなり減ります。
それでもマニュアル難しい!という人は・・・
ぶっちゃけ、慣れるまで時間がかかります笑
そして、マニュアル撮影を始めた最初は露出オーバー・アンダーが頻発します(実際の明るさより明るすぎて白飛び・暗すぎて真っ暗など)。
それでも、すべてオートに頼って失敗の原因がわからないよりかは、ずいぶんと成長の度合いが変わってきます。
ただ、どうしてもやっぱり失敗の回数は少ないほうがいい!という人であれば、半オートの撮影モードがあります。
それが、シャッター優先モード(Sモード、Tvモードとも言います)
そして絞り優先モード(Avモード)です。
このふたつは、それぞれのモードの時に絞りとシャッタースピードを自分のいいように設定したら、残りの露出はそれにあわせてカメラが自動で設定してくれます。あとはISO感度の調整だけ。
このモードにしておけば、よほどの露出オーバー・アンダーがない限りは、大失敗することなく撮影ができます。
まとめ:マニュアルは撮影力向上のために必要不可欠!
これから自分でいろんな撮影をしていきたい人、
色んな表現で撮影をしてみたい人、
とりあえず脱初心者したい人、
どんな人でも、一眼カメラを持ったならばマニュアル撮影に慣れてほしいです!
最初は難しいですが、次第に慣れてきたらまた新たな撮影の仕方が思い浮かんでくることでしょう。
そうなったとき、カメラは今よりもっと楽しくなっているはず!
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