ズームレンズで撮影の数をこなしていこう

みなさんこんにちは！カメラマンのみじょです。

今回は、ズームレンズについて。はじめてカメラを購入した方であれば、まずはズームレンズを使うと思います。とても便利なのですが、メリットデメリットもありますので、それを説明していきます。それではどうぞ！

単焦点レンズに関する記事はこちら

シグマ 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM キヤノン用 高倍率ズームレンズ価格:32,800円 (2020/6/10 20:20時点) 感想(4件)

1.レンズの焦点距離を把握して、どこまで撮れるのかを確認しよう

まずは自分が持っているズームレンズが、どこまで撮影ができるかを把握しましょう。

初めてカメラを買った人のレンズであれば、18-55mmとか、そんな風に書かれていると思います。

以前に焦点距離に関する記事を書いたので、ここで大体どういう範囲の撮影ができるかが把握できます。

たいてい最初に買うレンズは広角～標準、中望遠くらいが撮影できるかと思います。

2.どこかに旅行に行くときは絶対にズームレンズがいい

ズームレンズが一番便利なのは、いろんな焦点距離での写真が撮れること。

自分たちで旅行に行くときなんかは、ズームレンズが絶対におススメです！

旅行はいろんなことが起こり、いろんなものを撮影してみたくなると思います。

そんなときに単焦点レンズだと、撮影できるものがかなり限られてしまいます。

撮影旅行なら話は別ですが、普通の友達との旅行であれば、必ずズームレンズを持っていきましょう。

3.広角〜望遠まで撮れるレンズを1本持っておくととても便利！

各カメラメーカーから様々なズームレンズが販売されていますが、そのなかに「便利ズーム」と呼ばれるレンズがあります。

これは、焦点距離で言うと28-300mmなどのレンズで、一本で広角から望遠までをカバーできるのです。

これがあれば、自分が撮影してみたいものは大体撮影ができます！持っておいて損のない一本です。

レンズだけ別のメーカーで買う時もあるかと思いますが、必ず自分のカメラに合うレンズを選びましょう。

4.画質は単焦点レンズよりも若干劣る。絞りの開放値も暗くなる

ここからはズームレンズのデメリットについて。

まずは画質と絞りの開放についてです。

画質に関しては、そこまで大きな違いはありませんし人によっては全く気にしないかと思いますが、どうしても単焦点レンズと比べると劣ります。また、被写体は綺麗に写っているけど背景のボケとかが綺麗じゃない、ということもあったりします。

絞りの開放に関しては、ズームレンズだと一番明るいものでF2.8くらいで、安いレンズに関しては広角だとF3.5、望遠にするとF5.6、と開放値が変わったりします。

これが意外と後々重要になってきてレンズを別のものに変えたりすることになります。

できれば、開放値がズームレンズの焦点距離すべてで変わらないレンズがあったほうがいいです（3であげた便利ズームは、変わらないものはないので注意）。

5.便利ゆえに、焦点距離で写り方がどう変わるかをあまり意識しない

ズームレンズは便利です。とてもとても便利です。

それゆえに、焦点距離のことを意識せずに、「とりあえず広く撮れて、少しズームしてアップが撮れるんだ～」くらいの認識になってしまうと、カメラの上達はストップしてしまいます。

実際は18mmと55mmで撮った写真は周辺のゆがみやボケの感じなども変わっているのですが、これを考えて撮影している人は少ないのではないでしょうか。。。

便利ズームを使うと、その場から動かずに撮りたいものをズームして撮るような、「さぼり癖」がついてしまうこともあります。自分の足を動かさないんですね。

これに関しては、単焦点レンズを買ってみて訓練することが一番かもしれませんね。

まとめ

以上、5点説明いたしました。

ズームレンズはとても便利ですが、その反面適当に撮影してしまいがちなことも多いです。

本格的にいろいろと勉強していきたいのであれば、これだけでは足りないな、と思うのがズームレンズ。

ですが、自分が好きな画角がどのくらいかというのを知るためにとても便利なので、まずはこれで練習していきましょう！慣れてきて、広角が好きだとなれば、広角のズームレンズや単焦点レンズを買えばいいのです。

一歩一歩、自分の撮影技術を向上させていきましょう！

シグマ 交換レンズ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM (APS-C用キヤノンEFマウント)価格:31,045円 (2020/6/10 20:20時点) 感想(0件)