みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。このサイトでは日々撮影方法について解説しています。
今回はレンズ選びについてです。その中でも最近お話したスポーツ写真撮影に有効なものについて解説します。
他のレンズ選びについてはこれから更新していきたいと思います!
Contents
1.望遠のズームレンズが必要。ひとまず70-200mmがあるとよい
まずスポーツ撮影に共通することは、「被写体に近づくことが許されない」ということです。
試合をしている中にカメラマンがずかずか入ることはできず、フィールドの外からの撮影になりますね。
となると、必要なものは望遠レンズになります。遠くのものを大きく撮れないと意味がありません。
そのなかでも、どのメーカーでも出ているのが「70-200mm」のレンズです。70mmはスポーツ撮影にはちょっと向きませんが、200mmまであれば室内スポーツや距離感の近い撮影ならば十分対応可能です。
2.絞りはF4やF2.8など。できれば通しのズームがいい
レンズはそれこそいろいろな種類があります。望遠レンズでいえば、200mm以上のものがあればそれを選んで貰えれば大間違いはしないのですが、それよりも見ておきたいのは絞りです。F値というものです。
どのメーカーのレンズであれ、必ず焦点距離と絞りは記載されています。
この絞りの開放値が、ズーム域内で動くレンズとすべて同じものがあります。
動くものは55-250mm F4-5.6などと書いており、これは55mmではF4まで絞りが開くけど、250mmではF5.6までしか開きませんよ、ということです。これは安価なレンズに多い仕様です。
もしスポーツ撮影を色々と撮影したい、ということであれば、この開放値はズーム域全域で同じ方がいいです(通し、といいます)。
F4通しがよくあるもので、さらに上位のレンズでF2.8通しのものもあります。ただしその分だけ値段も上がるので、自分のお財布と相談ですね。
(余談ですが、F4通しのレンズを買って使っていると、ほぼ例外なくF2.8通しのレンズが欲しくなります。頑張って2.8通しのものを先に買ってしまったほうがあとあと後悔しないかもしれません)
3.屋外スポーツでしっかり撮影したいときは300mm以上の超望遠レンズも視野に入れる(ただし高級ですよ)
200mmで撮影しても、それでも小さくしか写らないスポーツもあります。野球、サッカー、ソフトボール、陸上競技の一部などが挙げられます。
これらをしっかり撮影したいということになれば、超望遠レンズという選択肢も入ってきます。
超望遠レンズの世界はズームレンズというものが少なく、ほぼ単焦点のレンズばかりです。300mm、400mm、500mmなどなど・・・スポーツ撮影を生業にしている方というのはどれかを持っているものですが、ここらあたりのいいレンズになると値段が100万円近くやそれ以上になってきて、かなりの覚悟が必要になりますので慎重に考えましょう。
4.安価な望遠レンズでも撮影は可能。ただし狙った瞬間が撮れるかはわからない
望遠レンズはいいものを選ぶと10万円はくだらないので、いきなりそんなものを買うことはできない、ということはもっともだと思います。
それに、初心者用のレンズキットには、望遠レンズもついてくるものが必ずあります。55-250mmとかがそうです。
これらでももちろんスポーツ撮影は可能です。自分の撮りたいものを色々と撮ってみるのもいいでしょう。
ただし、安価なのはやはり理由があり、耐久性や画質のキレなどももちろん違うのですが、オートフォーカスの速さやピントを合わせるスピードなども、レンズによって変わってきます。もちろん持っているカメラにも大きく左右されますが、レンズで上手くいかないこともあります。
スポーツ撮影は狙った瞬間を撮るのが醍醐味なので、しっかりと撮影したいという気持ちが強いのならば、少し値は張りますがいいレンズをかうべきです。
まとめ
以上4点説明いたしました。
- 1.70-200mmなどのレンズを買おう
- 2.絞りはF2.8やF4などで通しのレンズを買おう
- 3.超望遠レンズが必要な場合もある
- 4.安価な望遠レンズでもいいが狙った瞬間を撮れるかはわからない
スポーツ撮影は上手く撮れるととってもかっこいいものが撮れますし、「よっしゃ!」という気分になれます。
それに、スマホでは撮影の難しいのがスポーツ写真です。ぜひとも上手に撮るために、レンズ選びを慎重にやっていきましょう。
撮影した写真はまだまだデータです。ぜひフォトブックにしてみませんか??