集合写真の撮影方法!(きっちりver)

みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。

さて今回は、前回の集合写真撮影の方法についての、もう少し入り込んだ記事になります。一眼レフやミラーレスで撮影する人向けです。

前回の記事はこちら

また、楽しく撮影verも作りましたので、そちらも併せてご覧ください↓

楽しく撮影verはこちら

それでは早速参りましょう!

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Contents

大体5人くらいまでは1列、それ以上は列を増やして撮影する

これは結構何となくになりますが、写真の比率的にはこのくらいが丁度いいです。

出来るだけ綺麗に撮影するのであれば、横長になりすぎない方がいいです。

あまり横長になりすぎると、上下ともに必要のない空間ができてしまうし、写っているみんなの顔が小さくなってしまいます。

今ままでの感覚ですが、3列までなら特に椅子などがなくても全員の顔が見えるように並べることができますので、30人だったら1列10人だな、などと考えてみましょう。

全員の顔がしっかり見えるように、こちらから指示をする

これは以前の記事でもお伝えしたことですが、絶対にこれだけは守りましょう!

せっかく写ったのに、いざ出来上がりをみると顔が鼻から上しか見えないというのは悲しいです。

しっかりと撮影したいのであれば、なおのこと。

「前の人の間から顔を出してもらう」が一番顔がしっかり見えるようになります。

場合によってはなかなか相手が動いてくれない時もありますが、撮影するのは自分なので、ここは妥協せず行きましょう。

カメラの設定・・・絞って感度上げすぎず、あとはブラさない!

まず絞りについて。これはなるべくならばF8以上が望ましいです。特に、人数が多くなって列が増えてくるようであればなおさらです。200人などの規模になって、俯瞰撮影をするとなれば、F10くらいまで絞って構いません。

次にISO感度。これはぼくの習ったやり方なのですが、あまり感度を上げすぎないこと。室内であまりに暗いときは別ですが(というかあまりこういう場面で集合写真は撮りませんが)、上げても1600くらい。基本は200~800くらいで撮影します。今はカメラも優秀になっているので、ノイズも出にくくなっていますが、それでも感度は低いほうがいいです。

そしてシャッタースピード。集合写真は相手が動き回るような撮影ではないので、そこまで早くする必要はありません。手持ちなら60分の1くらいまで、三脚を使うなら30分の1くらいまで下げても大丈夫です。上記二つに合わせてシャッタースピードを設定してください。

ストロボ、フラッシュの設定・・・できればマニュアル発光!

前回の記事でもお話ししましたが、フラッシュはみんなが撮られたことがわかるので使ったほうがいいです。

そしてこれに関しては、何もわからない、ということであればとにかく光らせるようにして撮影をすればいいです。

クリップオンストロボやその他の外部ストロボを持っているような人であれば、これも「マニュアル発光」にして、何回シャッターを切っても同じ光が出るようにしていたほうが無難です。いわゆるオートのTTL発光では、服の色や周りの環境によって、発光量が変わってしまうからです。

このあたりは、また詳しく記事を書きたいと思います。

姿勢を良く。外側の人は少し内側を向いてもらう。顎を引く。

カメラの設定が済んで、並べるのも終わったら次は姿勢です。

まず、列の両サイドにいる人たちには、少し内側を向いてもらいます。

これは、カメラの方に体を向けていただくことで、出来上がった写真では全員がカメラの方に体が向いたように写るからです。

これをしないと、外側の人たちは、目線はカメラを見ていても、体は外側をむいているように映ってしまいます。これは実際にカメラマンとして日々撮影している人でもできていない人はいます。特に広角になるほどこれは顕著なので、しっかりと向いてもらいましょう。

あとは、背筋を伸ばしてもらい、顎を引いてもらう。服装は乱れていないか。ネクタイは曲がっていないか。スーツの前のボタンは止まっているか。女性は足が綺麗に写るようになっているか。

実にいろいろと気にしながら、撮影します。

ポーズ無しで、ピシッとした写真を必ず撮る!ピースなどは、そのあと。

これは仲間内での撮影であれば気にしなくてもいいですが、お客様を撮影するときには必ず押さえておきたいことです。

基本は「ポーズなし」の写真なのです。

ポーズありの写真はそのあとです。場合によっては撮らなくてもいいくらいです。

あとあと、先方から「あの写真、ポーズがない方を使いたい」ということは、よくあります。

もちろん、顔は少しにこやかなほうがいいので、そのことは伝えます!

あとは、眼をつぶらないように注意です!「瞬き注意してくださいね」と一言いうだけで、かなり違います。

どのような形で撮ろうが、責任は撮影者にあることを忘れずに

以上、いろいろと気を付ける部分についてお話をしてまいりました。

いやあ、実に見る部分が多いですね。顔の重なり、姿勢、カメラやストロボの設定、眼、体の向きなど・・・

どうしてこんなに気を付けないといけないのかと思うかもしれません。

でも、「撮影した人が、その写真の責任者」なのです。これは、変わりません。

いくらその時が忙しかろうが、相手がなかなか指示に従ってくれなかろうが、あとで写真を見た相手が文句を言ってきたとしたら、その責任は撮影した自分にあるのです。

後で画像処理をするのも大変ですし、ならば撮影の時点で綺麗にしておくのが大切。そして、ぼくたちカメラマンの仕事です。

大変だと思いますが、これを肝に銘じて、これからも撮影をやっていきましょう!

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