みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。このサイトでは日々撮影の方法について解説しています。
今回は、水泳の撮影について解説します。
水泳って、選手の顔が水面から出たり入ったりするので難しいように見えますが、コツさえ掴めばそこまで難しくありませんよ〜!
早速解説していきます!
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Contents
レンズ選び:望遠レンズで撮影。200mmあれば十分、300mmあればアップまで撮れる
まずはレンズについてです。
といってもスポーツ全般はいつでもそうなのですが、望遠レンズが必要ですね。
水泳に関しては、オリンピックなどの大きな水泳の会場でない限りは、200mmくらいのレンズがあれば十分撮影ができますし、300mmまであればアップをしっかり撮影することも可能です。
会場が大きくなるほど、特にレーンの真ん中あたりの選手は撮影がしづらくなりますし、プールサイドには入れないようになってくるので、そのときはもう少し超望遠レンズがあってもいいかもしれません。
少なくとも地方大会レベルであれば、300mmまであれば十分ですね。
息継ぎの瞬間を撮影するのが基本
水泳はいつ撮影するのか?これに関しては明確にひとつ答えがあります。
「息継ぎ」の瞬間です。
水泳競技は水の中で行うので、顔が水に沈んでしまうと正直撮影のしようがありません。
ただし、どんなに早く泳ぐ選手であろうと、必ずどこかで息継ぎをするために顔を水面から出すタイミングがあります。
この瞬間が唯一の撮影チャンスです。特にクロールなんかは、このタイミングが少なかったりして難しいかもしれません。
それでも、このタイミングを待つほかないのです。落ち着いて撮影を心がけていきましょう。
クロールは横から撮影。人によって息継ぎで顔を上げる方向が違うので注意
それではまずはクロールの撮影についてです。
クロールは、人によって息継ぎのタイミングが違います。
それこそおよぐ度に顔が水面からでる選手もいれば、何回かに一回のタイミングでしか顔を出さない選手もいます。
そして、選手によって左右どちらに顔を向けて呼吸をするのかが違います。
クロールを撮影するときには、選手がどちらを向いて息継ぎをするのかを早いうちに判断して、それが撮影できる側に移動しなければいけません。
顔を上げる方向もわかったら、あとは選手を追いかけつつ顔をあげるタイミングを狙うこと。
先程も申し上げましたがクロールは息継ぎのタイミングもバラバラです。撮影すべき選手の特徴をその場で掴んで、失敗を少なくしていきたいですね。
背泳ぎはなるべく顔が見えるように。腕がしっかり伸びた瞬間を狙う
続いて背泳ぎについてです。
背泳ぎは、すでに顔が水面からほぼ出ているので顔を写すことに関してはこちらの方が少し楽かと思います。
あとは手をしっかり伸ばして進んでいくので、この手が選手の顔とかぶらないように撮影していきましょう。
撮影するときは、伸ばした手が一緒に写っているとよりリアリティもあっていい写真になります。
背泳ぎ以外の撮影は、基本的にはしゃがんで撮影しますが、背泳ぎだけは、顔が見えるように撮影するならむしろ立った位置から撮影するのもありではないかと思っています,
背泳ぎ自体のスピードはそんなに早くないので、比較的撮影のしやすい部類に入るでしょう。
バタフライ・平泳ぎは正面からの撮影がベスト!「はばたく瞬間」「顔を出した瞬間」を狙おう
続いてはバタフライと平泳ぎ。この2つがどうして一緒かというと、ずばり
「正面から撮影したら絵になるから」だと思います。
この2つに関しては、プールサイドの端っこではなく正面から望遠で撮影してみるのが一番撮影しやすいです。というのも、この2つの息継ぎは横ではなく前でおこなうからです。
そして、バタフライなら手を水面から出した、まさに「羽ばたくような瞬間」が撮影に一番よく、
平泳ぎであれば息継ぎをするタイミングも多いので、ちょうど顔が見える瞬間を虎視眈々と狙っていきましょう。
短距離ほど難しい。50m自由形は難易度が高い
水泳の撮影は様々な時間の流れで行われるからそこまでむずかしくはありません。
ひとまずプールサイドの左右に移動すればある程度撮影できますし。
ただし水泳で難しい撮影があります。それが短距離走になります。
50m自由形での競技があったとすると、まずは水しぶきがものすごいです。その中で狙って選手を的確に撮影していくのは慣れないと難しいです。
100mであっても、反対側に回るのは小休憩をしていときがいいです。水に濡れる可能性を減らせますし、競技中に反対側に動くのは無理だと思います。
身体の半分以上が水に使っている競技だからこそ、独特の撮影の仕方がありますね。
まとめ
以上説明いたしました。
- 望遠レンズをつけて撮影すること
- 息継ぎの瞬間を撮影するのが基本
- クロールは勢いを残して撮影する!
- 背泳ぎはこちらが立って顔が少しでも見えるような状態で撮影
- バタフライ・平泳ぎなら真正面から撮影するのがベスト
- 短距離ほど水しぶきがものすごいので難しい
水泳は一番「誰を撮ったのか」がわからなくなるスポーツでもあります。メモ紙を持って言っておいたほうがいいですね。
いいタイミングで、きちっとした写真をとっていきましょう!
いい写真が撮れたらプリントしたり、フォトブックにしてみるとよいですね。データのままではいずれ消えてしまう危険があります。
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