どんより雨の日は露出補正で撮影してみよう
雨が降るお花畑のイラスト

みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。このサイトでは日々撮影方法について解説しています。

さてさて、近頃雨の日が多くなってきましたね。なんといっても梅雨の季節です。

こんなとき、「あんまり撮影できないな~」と思っている方、多いのではないでしょうか?

そんなときには撮影の仕方を一工夫。「露出補正」を使うといいですよ!それ以外にも何点かいい方法を説明します。それではどうぞ!

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Contents

1.露出補正とは、実際の明るさとは違う明るさで撮影すること

露出というのはカメラの用語になりますが、これを補正する、すなわち明るさを実際の明るさとは違うようにいじるということになります。

実際よりも明るく補正することを「プラス補正」、

実際よりも暗く補正することを「マイナス補正」といいます。

これらを駆使して、いままでなにか普通だった写真を少し違う世界に変えることができます。

2.どんより薄暗い天気のときは、露出補正をプラスにして少し明るめに撮ってみよう

雨の日は明るい日もありますが、どよ~んと暗い日も多いですね。

これをこのまま写真に撮ると、薄暗い写真のできあがりです。

そこで、これを「プラス補正」で撮ってみましょう。

実際にどう設定するのかですが、一眼レフやコンデジなどのカメラであれば、「レベル補正」という名前だったり、「補正」というだけの名前で設定する場所があるかと思います。

そこの数値が「+0.3、+0.7、+1」というふうにだいたい3分の1ずつ設定できるので、ひとつずつ試してみてみるといいでしょう。実際には+1までするとかなり明るくなるので、そこまでいかないくらいがいいかと思います。

マニュアル設定であれば、この補正を選ぶことはできないので、シャッタースピードや絞りをあえて明るくなるように調整して撮影すればオッケーです。

実際より明るめに撮影することによって、写真は明るく写り暗い日でもいい感じに撮影することができるようになります。

3.梅雨を感じる写真を撮ってみよう

ここからはタイトルからは少し外れてくるテクニックになります。

まず、せっかくの梅雨なので、梅雨を感じる写真を撮ってみるといいですね。

なんといっても雨なので、雨とともに撮影する。よくあるのは、花や葉っぱなどに水がついている写真、水がたれそうな写真などですかね。

また、ひとが傘を指している写真でも梅雨を感じることはできるかもしれません。

1年で1ヶ月ほどの時期なのですから、梅雨をテーマに撮影してみるのはいいことです。

4.直射日光がないので、光は柔らかいことに注目する

晴れの日と雨の日、いろいろと違いはありますが、「光のやわらかさ」が違いますよね。

快晴の日は直射日光、つまりダイレクトな光が天から降り注ぐので影がはっきりと出ますが、曇りや雨の日は雲がディフューザーのような役割を果たして、光が拡散されてやわらかくなっています。

影がはっきりといあると困るような写真を撮りたいならこれは最適です。

窓際に食べ物を並べるときも、柔らかい光を外から入れつつ、少し「プラス補正」で撮影すれば、とても美味しそうに撮影ができるでしょう。

また、空撮や建物の写真を撮りたい、影はないほうがいいのであれば、曇りの日がベストになります。

青空を入れたいなら晴れの日がいいですよ!

5.湿気でレンズが曇らないように注意!

カメラの大敵といえば水分です。

今の一眼レフには、防滴加工はあっても防水加工はありません。

故に注意を払って日々の撮影をやっていくわけですが、とりわけ怖いのは湿気です。

急に湿度の高い空間(屋内のプールサイドや人がいっぱいいる部屋など)にカメラごと移動すると、メガネが曇るのと同じようにカメラのレンズも曇ります。

これだけならまだいいのですが、一番良くないのはレンズの内部に水滴が残ってしまうことです。

こうなってしまうと修理に出すほかなく、あまりにひどいと修理不能の場合もあります。

なるだけ湿度の高い空間にいきなり移動はせず、カメラを徐々にならしながら入るべきですね。

ビニール袋に入れて中に入れたり、空気の出入りしているところの付近でならしたりしましょう。

まとめ

以上5点説明いたしました。

  • 1.露出補正は実際の明るさとは違うように撮影すること
  • 2.薄暗い天気のときは「プラス補正」で撮影してみよう
  • 3.梅雨を感じる写真を撮ろう
  • 4.光のやわらかさを利用する
  • 5.湿気に注意!

梅雨は外での撮影はなかなかできません。

ならば中で撮影したり、その時しか撮れないものを撮ればいいのです。

湿気や雨に濡れないように気をつけながら、自分なりのカメライフを送っていきましょう!

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