ポートレートを撮影しよう!抑えるべきポイント8つ
ポートレート 著作権フリー

みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。

今回は、ポートレート撮影の記事になります。ポートレート撮影とは、人物をメインにした撮影のことになります。

やっぱりカメラマンを名乗る以上は、ポートレート撮影の最低限は押さえておきたいところです。

というわけで、わたくしみじょがポイントだな、と思うところを8つあげさせていただきます!それでは、どうぞ!

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Contents

1.まずはコミュニケーションを取ること

まずはこれです。これがとても大事です。

ポートレート撮影はメインで写るのは被写体である人です。そして、カメラマンをそれを上手く撮影する。

撮影するうえで相手がいい表情を見せてくれるかどうかは、コミュニケーションがとれているかに大きく左右されます。

一番ダメなのは、「初めまして。早速撮影しましょうか」というやりとり。自分の中の撮影したい欲がですぎて、相手にとってはいきなりすぎるでしょう。

相手もプロのモデルであればそのあたりは慣れているかもしれませんが、友達を撮影してみるとか、はじめてモデルをやってみるような人を撮影するときにこれは絶対にNGです。

まずは自己紹介をして、軽い世間話をしたり、相手の好きなものや興味のあるものを聞いたりしながら、和やかな雰囲気を作っていくことが大切です。

2.その人の得意な向き、苦手な向きを考えながら動く

これはできれば相手をコミュニケーションを取っているときにできているのがベストです。

撮られる相手は、特に女性であれば多いですが、「自分の得意な角度・向き」があると思います。

まずはここを自分で観察してみること。

「あ、この子は左側の頬が少し膨らんでいるな。なるべく右側から撮影しよう」

「右の眼のほうが大きいから、顔の向きは左を少し向くくらいのほうが、眼の大きさが均等に写るな」

など、さりげなく観察しておきましょう。

相手が男性の場合は、得意な角度などは意識していないことがほとんどだと思うので、こちらで見つける必要があります。焦らずに、しっかりと観察しましょう。

3.背景をどうするか意識する

上記のことまでできたら、次は背景です。

ポートレート撮影で一番大事なのはもちろん被写体の人物ですが、その次に大事なのが背景です。

例えば、被写体が日の当たる明るい場所にいても、背景が日陰の暗いところであれば、出来上がった写真に写った人物からはどこか暗い印象を受けます。なにか闇をかかえているんではないだろうか、と。

本人が明るく撮ってほしい!と思って撮影したのであれば、これではあらぬ誤解を招きます。

背景は写っている人物のことをいろんな方向に想像することができてしまうので、しっかりと注意して撮影しましょう。

・余計なものは写っていないか?

・被写体の顔の真上に黒い線が来ていないか?

・背景が暗くなっていないか?

気を付けて撮影してください。

4.オーソドックスなポートレートはレンズは中望遠くらい、背景がよくボケる写真を撮ること

これぞポートレート!と呼ばれる写真が上記のようなものです。画像検索してみたらいっぱい出てきます。

一眼レフであれば、85mmや105mmの単焦点レンズなんかが主にポートレート向けとして販売されています。

そしてこれら単焦点レンズの絞りが開放がF1.4などで、背景がとてもよくボケる写真が撮影できます。

もちろんこれらのレンズは高額なので、最初はもっているズームレンズで撮影して問題ありませんが、ポートレート撮影を本格的にやっていきたい人がいれば、これらのレンズはいずれ購入しておくべきですね。

ポートレート撮影のレンズをさがしてみよう

5.ストロボはあった方が断然いい

これはポートレート撮影をするのであれば断然あったほうがいいです。

ポートレート撮影において、最重要は被写体の顔、表情です。

これらを綺麗に写すためには自然光では難しいです。

もちろん不可能ではないのですが、後で明るさ調整が必須になりますし、それにも限界があります。

あとは、相手がいつシャッターを切ったかわかる、という意味合いもありますし、単純に持っていたほうが本格的になります笑

ストロボをどうやって使うか?については、また別の記事で解説いたします。

6.レフ板まで持っていると更に本格的!

ストロボに加えてもう一つ持っておくと便利なのがレフ板。

自然光やストロボの光をレフ板でうまく反射させることによって、顔をより際立たせて撮影することができます。

ポートレート撮影においてストロボとレフ板がセットのようなもので、ひとまず自分用で買いそろえておくといいかと思います。

そんなに高いものでなければトータルで5万円くらいでストロボ2,3台とレフ板はそろえることができますよ!

アシスタントがいなければ、プラスでストロボやレフ板を立たせるためのスタンドが必要になってきます。

7.自然光を上手く活用しよう

自然光、これって一体なんでしょうか。

そうです、これは太陽光のことを指すことがほとんどです(室内撮影は違う場合があります)。

太陽光というのは地球上にある光の中で最強のパワーを持っています。

日中に外で撮影する、室内でも大きな窓がある空間で撮影するときには決して避けることのできない光です。

太陽光を消し去ることなど基本的にはできないので、これをどううまく活用するかがカメラマンの腕の見せ所です。

たとえば、キーライトとして使う。

太陽光は被写体の斜め後ろにあたるようにしておけば、髪の毛に光が当たって綺麗なラインができます。天然のキーライトを作るわけですね。そして、これだけでは顔が暗くなってしまうので、顔にはストロボで強めの光を当てる。これで顔がまだ暗ければ、レフ板を使う。

逆に、太陽光をメインの光として使う、順光での撮影はおススメできません。

太陽光は地上最強の光なので、被写体の目線の先に太陽光があるようでは、正直まぶしくて眼が開けられません。

また、かなりがっつりと顔に影が出来てしまうので、結局それを補うためのストロボをたいたりレフ板を使ったり・・・無駄な労力を使う羽目になります。

どうしても一緒に写したい背景があって、それを写すためにはどうしても順光になってしまうのであれば致し方ないですが、なるべくこの状態は避けましょう。

8.あとは撮影で表情を引き出す!なんだかんだでこれが一番大事!

最後です!

相手の表情、これが結局は写真の出来栄えを大きく左右することは間違いありません。

どんなにライティングが綺麗で、背景もほどよくボケていて、無駄なものがなくても、本人の表情が引きつっていたり、半目だったりしたらそれは完全にボツです。

なんなら、ちょっとカメラの設定がうまくいっていなくて、実際より暗く写ってしまっていても、表情がベストであれば、あとで明るさ調整をすればなんとかなるものです。

最終的に一番大事なのは表情、そこを常に意識しながら撮影をしましょう。

ポートレート撮影はカメラマンの花形

世の中にカメラマンという職業ができて100年以上たちますが、カメラが一番多く写してきたものは、やはり人だと思います。それは現代でもそうではないでしょうか。

そういう意味では、ポートレート撮影はカメラマンのなかでも花形の撮影。

これができれば、他がだめでもカメラマンとして生きていくことは十分可能ではないかと感じます。

良い写真が撮影できれば、とても感謝もされますしね。

人を撮るのが苦手だな、と思っている人も、いつ何時人物撮影をするようになるかはわかりません。

ストロボを持っていなかったとしても、せめて素人が撮影するより良く撮ることができればいいですよね。

一眼レフを持っているなら、ミラーレス一眼を持っているなら、ぜひとも覚えておきたい撮影ですね!

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