バドミントンの撮影方法のコツを解説します(スポーツ撮影)
バドミントンの撮影方法

みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。このサイトでは日々撮影方法について解説しています。

今回はバドミントンの撮影についてです。スピート感の早い試合展開のバドミントンは、結構難易度は高いかもしれません。それでも、ひとつずつポイントを押さえていけばかならず撮影ができるようになります。

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Contents

レンズ:望遠レンズがあるといいが、近づいて撮影できるなら中望遠で構わない

まずはカメラのレンズ選びについて。

バドミントンの試合というのはそこまで大きくないコートで行われます。基本的には望遠レンズで、200mmまであれば十分なのですが、場合によってはもっと近づける場合もあります。

そのときは、中望遠くらい、100mm前後あれば十分全身を写すことは可能です。

反対側のコートの少し高い位置から撮影する、などであれば、200mm前後の焦点距離は必要です。

まずは構えているところを撮影しておく

バドミントンの撮影は、プレー中は結構難しいです。

なので、まずは動いていないところを撮影しておきましょう。

自分たちがサーブなら、打つ前の構えているところ。

相手がサーブなら、それを受けるために構えているところ。

動いてはいませんが、選手は真剣な表情をしていますので、絵になります。

ラリー:前に落ちそうなシャトルを拾うシーンは難しいがとても絵になる

ラリーのシーンについては、とにかくいっぱいシャッターを切ってみましょう。

スマッシュ以外はそう早いスピードも出ないので、被写体を写すことはそう難しくはありません。

難しいのは、シャトルも入れて撮影するからです。バドミントンの撮影は、シャトルをなるだけ写していきたいので、結果的に少しむずかしい撮影となります。

上にあがったシャトルを打つ場面ですと、選手が顔を上げてしまうので、うまく撮影できないかもしれません。

絵になるシーンといえば、シャトルが前に落ちそうなとこを拾いにいくところですかね。

あまりにシャトルの落下点とラケットの位置が遠いとよくないですが、シャトルが床に落ちる前にラケットで打つ動作をした場合、選手がシャトルが取れたか否かに関わらず写真的には「良い瞬間」が撮影できます。

スマッシュはとにかく早い。打った瞬間を狙うこと。

みなさん、スマッシュの最速の速度ってどのくらいかわかりますでしょうか?

なんと、最高速度は、時速430km!!初速でいえば、新幹線のスピードよりもはやいです。

これだけ早い動作なので、撮影の瞬間を狙うのも難しいです。

ですが、「打った瞬間」を狙って、何回もシャッターを切ってみたり、連写で撮影したりしてみましょう。

もしくは、「打つ直前」を狙ってみるのもありです。もっというなら打つ直前の、ラケットをシャトルにめがけて上に伸ばしているところがいいです。

このとき注意が必要なのが、テニスなんかと同じですが、ラケットでシャトルを打つところが見きれないようにすること。そのために、あえて選手の上の部分を大きく空けて撮影します。

場合によっては選手はジャンプをしてスマッシュを打ってくる場合もあります。全身を入れるなら100mm前後になるでしょうし、上半身だけでも結構上を空けて撮影する必要があります。これを意識しておいてください。

少し高い位置から撮影ができると撮影難易度が下がる

これは会場によるのですが、例えばステージの上から撮影できるくらいの高さがあると、撮影の仕方を変えることができます。

バドミントンのネットの高さはおよそ150cmくらいで、この高さは地面から撮影するとちょうど選手と網が重なるくらいの高さになります。そうなると、撮影したい選手の反対側からネット越しに撮影、というのは難しいです。バレーボールのネットよりも網目も細かいので、顔にピントを合わせるのも難しいです。

こういった事情があるので下で撮影するときは撮影したい選手の側、ネットの付近で選手の顔が見える位置で撮影しますが、高い位置から撮影ができれば、反対側のコートからの撮影でも、選手の顔がネットの上から見えるようになるので撮影しやすくなります。

これの何が良いかというと、カメラを構えていてもシャトルの位置が非常にわかりやすいですし、写真にもシャトルを収めやすくなります。もしこういった位置を撮れるのであれば、ぜひ狙って撮影してみてください。

まとめ

以上5点説明いたしました。

  • レンズは望遠レンズ。近い位置から撮影できるなら中望遠くらいで十分
  • まずは構えているところ、止まっているところを撮影する
  • ラリーはとにかく撮影する。前に落ちそうなシャトルを拾うシーンは絵になる
  • スマッシュはとにかく早いので、打つ瞬間か、打つ直前を頑張って狙うこと
  • 少し高い位置から撮影ができると有利

これらを踏まえて、バドミントンの撮影をやってみましょう!

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