みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。このサイトでは、日々撮影方法について解説しています。
さて、みなさん「フルサイズ換算で○mm」という言葉を聞いたことはありますか?これ、どういう意味かわかりますか?
ちょっとややこしいのですが、これがわかるとどんなカメラでもどのくらいの範囲が写るのかがわかるようになりますので、覚えておいて損はないです!それでは解説します!
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1.フルサイズというのは、カメラのセンサーのこと
すべてのデジタルカメラには、センサーというものが入っており、これがフィルムカメラでいるフィルムの部分、つまり画像を映し出す部分なわけです。つまりは写真を残す最も重要な部分ですね。
ここのサイズがスマホやコンデジ、ミラーレスや一眼レフなどで違っており、スマホに入っているものが特に小さく、一眼レフに入っているものが大きいものが多いです。
そのなかでもフルサイズというのは、横36mm*縦24mmのセンサーで、「フルサイズ」「35mmセンサー」と呼ばれたりします。
一眼カメラのなかでもこのサイズが入ったカメラは高級機、セミプロやプロ向けのカメラに入っており、値段もそれに伴って高いものがおおいです。
2.センサーサイズは何種類かあり、それぞれで焦点距離も変わってくる
先程も申し上げましたが、それぞれのカメラでセンサーのサイズは異なります。
フルサイズのセンサーをスマホに入れられるわけがなく、スマホにはそれにあったセンサーが入っています。
逆に、中判カメラ、大判カメラというのはフルサイズよりも大きなセンサー、もしくはフィルムを入れられるカメラになります。
焦点距離というのは要するにピントが合う範囲なので、カメラの大きさによってピントの合う範囲は当然変わってくるわけで、その数字はカメラのセンサーによって変わります。小さなセンサーのカメラならピントが合う範囲は近いですし、大きくなるほどピントの合う範囲も遠くなります。
3.フルサイズ換算で、カメラの種類に関係なく大まかな画角を把握できる
上記のようなことが起きたとき、たとえば同じ「焦点距離35mm」といっても、カメラのセンサーによって距離感が全く変わってしまう自体が起きます。
スマホであればこの焦点距離は結構な望遠となりますが、一眼レフであればギリギリ広角くらいの画角です。
これでは毎度考えることが大変だ、ということで考えられたのが「フルサイズ換算」です。つまり、フルサイズなら何mmくらいか、というので距離感を統一させるわけです。
これを使うことで、センサーが違っても大体どのくらい写るのか、というのが感覚でつかみやすくなりました。
ちなみにどうしてフルサイズが基準でこのサイズなのかというと、フィルムカメラのフィルムの多くがこのサイズだったからです。
4.カメラマン達の話す何mmというのは、ほぼフルサイズ換算での話
カメラマンが「これ何mmですか~」というのは、ほぼほぼフルサイズ換算での話と思ったほうがいいです。
フルサイズで35mm以下は広角、35-100mmくらいまでが標準、それ以降は望遠、という感覚でいれば大方間違っていません。
センサーのサイズによっては計算が面倒なこともあるので、自分の持っているものがどのくらいの焦点距離なのかは把握しておいたほうがいいですね。
5.商品名の焦点距離に惑わされずに、フルサイズ換算で考えよう
センサーサイズによって変わる焦点距離。
店頭に並べられたものを見るときも、ネット上で商品を探すときも、そのとき同時に見たほうがいいのが「フルサイズ換算」です。
もちろんフルサイズ用のレンズであればいいのですが、そうでないときはここを見て、どのくらい写るレンズなのかを把握してから購入しましょう。
これはカメラ仲間ができたときにも、この考え方が一番話が合わせやすいので、独自に最初もったカメラの焦点距離で計算をしないほうがいい、ということも含めて話しています。
まとめ
以上5点説明いたしました。
1.フルサイズ=カメラのセンサーの一種
2.センサーサイズは何種類かあり、焦点距離もそれに合わせて変わる
3.フルサイズ換算でセンサーに関係なく画角を把握できる
4.カメラマンたちの間では、フルサイズ換算で話すのが通常
5.商品名の焦点距離ではなく、フルサイズ換算で考えよう
今回のお話は結構細かいので、カメラをただなんとなく持っている人は考える必要はないかと思います。
そうでなく、ちょっとでも詳しくなりたい、新しいレンズを探したい、いろいろ学んでみたい、という方はぜひとも頭に入れておいてほしい内容です。
ちょっと理解に時間がかかるかもですが、これはボケの具合にもつながってくる話なので、ぜひ考えてみてください!それではまた!
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