屋外で集合写真を撮影するときに必要なモノ、コト
いらすとや から。

みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。ここは、日々撮影方法を説明しているサイトになります。

さて、今回は集合写真!の屋外撮影編!

屋外撮影のときにはどういった機材が必要か?どういった知識をもって撮影に臨むか?

こういった点を解説していきます。それではどうぞ!

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Contents

1.カメラの設定について

まずはカメラの設定について。日中での撮影とします。

まず、絞りは集合写真が3列以上になる場合であれば、F8以上があるのが望ましいです。

シャッタースピードに関してはどのくらいでも構いませんが、ストロボを問題なく使える速度までです。200分の1秒とか、250分の1秒とかですね。ストロボの同調速度というものがカメラによって少し異なるので、調べておきましょう。

ISO感度はその日の天候に合わせましょう。晴れなら100-200くらい、曇りやちょっと暗い日であれば800あたりまで上げることもあります。

2.三脚はあれば便利。なくてもなんとかなる。

三脚は集合写真の撮影に関してはあったほうがいいことは間違いありません。

カメラの設定以上に、並べることやその他気にすることが多くあるためです。

ただし、手ブレに関しては、焦らなければブレることは少ないと思いますので、三脚はなくてもなんとかなります。

実際、出張での撮影なんかになるとそのまま手持ちで撮影することも多いので、手持ち撮影の練習もしておくといいでしょう。

逆にもう集合写真しか撮らないんだ、ということであれば、三脚でガッチリ構えて撮るのをおすすめします。

3.ストロボは大型のものが望ましい

大型のストロボ、みなさんは見たことがありますでしょうか?

こんなものや、こんなものです。発光部と、バッテリーが別に存在しているようなものです。

これらは、通常のクリップオンストロボなどでは太刀打ちできないような強力な光を出すことができます。

快晴で大人数の集合写真を撮影するときなどは、あえて顔が影になるようにセッティングをし、カメラの露出を明るい日向に合わせて、大型のストロボをバコンと光らせて、顔も背景もキレイに写るようにします。これも、日中シンクロですね。集合写真であれば大型でないと、この技は使えません。それだけ写真も汚くなってしまいます。

ただしこういった大型のストロボは飛行機や新幹線などに乗せるのは正直難しいので、クリップオンストロボでフル発光させて、かつ少し被写体に近づいて、ストロボのズーム域をマニュアルにして少し望遠気味にするなど、いろいろとやりようはありますね。基本は、少しでも顔がキレイに写るように、です。

4.声が通りにくいことが多いので、しっかりと声を出すこと

屋外での撮影になると、環境の音が大きく左右します。相手も色んな音が耳に入ってくるので、こちらの指示が聞こえないこともあります。

カメラマンは、そこをなんとか指示が通るように、しっかりと声を出して行く必要があります。

声が枯れるのも、しょうがないことです笑 なるべくスムーズに終わるように、ひとつひとつ的確な指示を出して、撮影していきましょう。

5.背景を考えて撮影する。並ぶ場所が多いのでしっかりと場所をきめる。

外で撮影をするときというのは、だいたい相手が「ここで撮りたいんです」というのがあると思います。

その提案をしっかりと受け入れ、どう撮影すればキレイに写るかを考えることです。

例えばそれがとても大きなものであれば、被写体はそのモノから結構手前に離れて、下から少し広角気味で撮影する。

写したい風景があるけど、人で隠れてしまいそうなら、高い目線から撮れるように脚立を使ったりする。

どうしても順光になってしまうなら、それがしょうがないので、「眩しいだろうから、ハイチーズのズで目を開けてくださいね」などと言って、少しでも相手の負担を少なくする。

色々工夫の仕方はあります。制限時間は大抵の場合短いですが、頭をフル回転させて最善の写真を撮っていきましょう。

まとめ

以上、5点説明いたしました。

1.カメラの露出設定は環境に合わせる

2.三脚はあれば便利だが、なくてもなんとかなる

3.ストロボは大型のものを持っておくといい

4.声が通りにくいので大きく話して指示をしよう

5.背景を考えて、そのばその場での最善の写真を撮っていこう

気にするところの多い集合写真撮影ですが、上手く撮ることができれば達成感はひとしおです。

その場の状況で判断がコロコロと変わりますが、その中で撮っていくしかないのです。臨機応変さが大事ですね。

集合写真撮影ができると、撮影の技術は格段にあがったといえるでしょう。ぜひとも練習してみてくださいね!

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