みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。このサイトでは、日々撮影方法について解説しています。
今回は、月の撮影です。moonです。地球から最も近い天体ですが、これを上手く撮影できる方法はそんなに難しくありません。早速解説していきましょう!
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1.星の写真とは撮り方が全く違う!
星というのは、基本的にはとても暗く、写真で撮るとなるとそれなりの設定と機材が必要です。
詳しいことについては星の撮影の記事で解説いたしますが、月を撮影したいとなれば話は別です。
月の撮影の仕方は、星の撮影とは正反対くらいの設定になります。
2.月は明るい。満月はとても明るい
まず大前提として知っておいてほしいことは、月はとても明るいということです。
星の明るさを「等級」という単位で測りますが、これで言えば北極星は2等級のあかるさになります。肉眼で捉えられるのはだいたい5等級くらいまで。
そしてこの等級という単位、1等級が一番明るいわけではなく、0等級、マイナス1等級、マイナス2等級と明るくなるほどマイナスになっていくという不思議な単位です。
そして、月、特に満月は「マイナス4.7等級」という明るさなのです。夜に地球上から見える天体では、ぶっちぎりの明るさなのです。
実際満月の日は夜道が明るく照らされますよね。そのくらいの明るさであることを知っておきましょう。
3.三脚はなくても大丈夫
これだけ月が明るいということになると、カメラの設定も明るいものに対する設定でよくなります。
ISO感度はいっぱい上げる必要もありませんし、シャッタースピードもそこまで遅くする必要もありません。
三脚がなくても撮影できる天体、それが月なのです。もちろん三日月など月の形が欠けてくると明るさは変わってくるので、そのときは三脚もあった方がいいのは間違いないのですが。
4.高倍率ズームがあればどんなカメラでも撮影できる。スマホは厳しいかも
月の撮影で一番欲しいのはこれです。高倍率のズーム。10倍とか20倍とか書かれたコンデジでオッケーです。
一眼レフであれば、300mm以上はほしいところですが、どうしてもなければあとでトリミングしてもいいですね。
スマホで撮影をしようと思うとまだまだ難しいかと思います。というのも、スマホについているレンズは望遠レンズではないので、月をアップで撮ることができないからです。
5.カメラはまわりの夜に露出をあわせてくるが、月に明るさを合わせよう
まわりの夜というのは、つまりは「黒」です。
カメラは黒いものに対しては適正な明るさだろうと「暗いぞ!」と判断してしまうので、大雑把に明るさ調整をしてはいけません。
月、特に満月は前述のように非常に明るいので、あまり夜の暗い方に露出を合わせると月の模様などがすべて白飛びしてしまいます。
月の模様が見えるように、月に露出を合わせて撮影しましょう。
まとめ
以上5点説明いたしました。
1.星の写真とは撮り方が違う
2.月は明るい、と知っておく
3.三脚はなくてもオッケー
4.高倍率の望遠レンズがあるとグッド
5.まわりの真っ黒な夜に騙されずに、月に露出を合わせる
月の撮影は、天体が好きな人は誰しもやることだと思います。だって、地球から一番近い天体ですからね。
もっともっと望遠でしっかり撮りたい人なんかは望遠鏡につけて撮影、という手段もあるみたいですが私もやったことがないのでわかりません。。。
撮れるようになるととてもかんたんなので、ぜひとも挑戦してみてください!
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