背景を意識して撮影しよう!
画像 海

みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。このサイトでは、日々撮影方法についてを解説しています。

今回は撮影全般での意識について。背景って、とっても重要です。どんなにいい表情を被写体がしていても、ボツになる原因にもなりえます。それでは説明していきます。

Contents

1.余計なものは写っていないか?

例えば、ゴミとか、散らかった荷物とか、下着とか。

これらが写ってしまっていると、使えない写真の原因となりがちです。

特にこれでフォトアルバムを作ったりすることを考えるのであれば、なおさらです。

複数人の手に渡るものであれば、誰かが不愉快な思いをしたりするものは写らないようにしておくことが大事です。

2.写したいものが写っているか?

今度は逆に写したいものについて。

背景に立派な仏像があったとして、それを被写体と一緒に写すならどうするか?

たとえば東大寺大仏殿の大仏様などはとても大きいので、普通の目線の高さから撮影しても大仏様は写りません。下からあおるようにして撮影する必要がありますね。

もし小さいものを一緒に写したいのであれば、人でそれが隠れてしまわないように並べるなど、工夫が必要ですね。

3.光やカメラマンの姿が反射していないか?

これは場合によってはどうにもならないことがありますが、対処の仕方はいろいろとあります。

フラッシュを使って撮影するときに、窓ガラスなどがカメラの真正面にあると、光もカメラマンの姿も反射してしまいます。

これを改善するには窓ガラスに対して斜めから撮影するように被写体の位置を変えればいいだけです。

少しの工夫で、反射は防ぐことができます。

4.背景と被写体の大きさによって、レンズを使い分ける

被写体が人であれば、その大きさはどんなに大きくても2mにいかないくらいでしょう。対して背景にある写したいものは数十センチのものから数十メートルのものまで様々だと思います。

背景が小さいものであればそれに人を近づけて標準~望遠くらいで撮影すればいいですね。望遠気味で撮ることによって、背景の大きさが比較的大きくなるので、バランス良く撮影できます。

背景が大きいものであれば人を背景から遠ざけて広角で下から撮影すればいいでしょう。広角で撮影することによって、近い被写体は大きく、遠い背景は小さくなるのでこれもバランスのいいところを見つけて撮影しましょう。

もちろんあまりに背景が大きいときや小さすぎるときはどうにもならない場合もありますので、そこは正直に言っていいと思います笑

5.相手はできあがりの写真しか見ない。撮影の時点で出来る限りのことはやろう

被写体として写る人たちは、できあがりの写真しか見ることはありません。

そして、大抵の人は、「カメラマンは何でも撮れる」と思っています。

実際にはなんでも撮れないのですが笑、そう思われているのは事実です。

ならば、できる限りのことはやるしかありません。できる限りのことをやってこそ、あとから「やっぱりすごいね」と言ってもらえるのだと思います。

まとめ

以上5点説明いたしました。最後にまとめておきます。

1.余計なものは写すないように意識する

2.写したいものが写るように意識する

3.光やカメラマンが反射で写らないように意識する

4.被写体と背景の大きさによって広角~望遠を使い分ける

5.相手が見るのは完成形だけなので、やるだけのことはやる

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