単焦点レンズで撮影技術を向上させよう
単焦点レンズで撮影

みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。このサイトでは、様々な撮影方法を解説しています。みなさんが、このサイトを読んで、自分なりの撮影を確立していけたらと思います!

さて今回は単焦点レンズについて。正直、便利さで言えば、どうやってもズームレンズに勝てない単焦点のレンズですが、各メーカーから色んな種類が発売されています。

脱初心者の一本としても、単焦点レンズは重要。今回の記事では、単焦点レンズがどういうもので、どう使っていくことで撮影技術が向上していくかを解説します。それでは、どうぞ!

ズームレンズに関しての記事はこちら

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Contents

1.単焦点レンズとは、焦点距離が固定のレンズである

まずは言葉の意味から。といってもそのままですね笑

ズームレンズは焦点距離が固定されていないレンズのことで、可能な範囲で動きます。

一方で単焦点レンズは焦点距離はひとつだけ。50mmなら50mmで、どう頑張っても55mmにはなりません(あとでトリミングはできますが)。

単焦点レンズは焦点距離が変えられない!

まずはここを確認したうえで、次の説明に入っていきたいと思います。

2.ズームが出来ないという最大の欠点と、それを補う画質と明るさ

ズームができないというのは、単焦点レンズの最大の欠点といえます。これが一番不便なのは間違いありません。

ただし、画質と絞りの開放値に関しては、単焦点レンズのほうが優秀なのも、間違いありません。

画質の良さは劇的に変わるわけではありませんが、なんというか、ズームレンズのようにズームをする機構も中に入っていないので、無理せずに画質の向上ができるんですよね。これが画質がいい理由だと思います。

絞りの開放値が明るいというのも特徴で、単焦点レンズでの開放値は、一番暗くてもF2.8などで、F1.8やF1.4なんかが多く、F1.2のレンズもあったりします。超望遠レンズであれば、もうすこし暗くなりますが、これは構造上仕方のないことで、800mmだとF5.6のレンズがあります。この焦点距離でこの絞りはかなり明るいです。

50mmのレンズで言えば、F1.0を下回るような大口径のレンズも存在します。F1.0が人の眼の明るさとされているので、人の眼よりも明るいレンズなわけです。もちろん値段も高いですけどね笑

3.単焦点レンズといえば、大きなボケ!

単焦点レンズといえば、まさにこれ!

ズームレンズには絶対に出すことのできない大きな、きれいなボケを出すことができます。

ポートレート撮影なんかでは特に有効で、被写体にバシッとピントが来ていて、背景はしっかりとボケている。

手前もぼかした綺麗な写真。超望遠で動物を撮影した、ド迫力の写真。

大抵が単焦点のレンズで撮影されています。これからも単焦点レンズは多くのカメラユーザーを魅了することでしょう。

4.単焦点レンズは、自分が動いて撮影しなければならない

ズームレンズであれば自分が動かなくてもズームすることによってアップの写真が撮れましたが、単焦点レンズはそうはいきません。

ではどうするかといえば、代わりに自分が動くのです。足を一歩近づけて撮影する。これだけです。

これだけなのですが、これが実はとても大事なことなのです。

単焦点レンズの一番重要なところかもしれませんが、「焦点距離の感覚が身につく」のです。

5.なにより大事なのは、焦点距離の感覚が身につくこと!

カメラを本格的にやっている人というのは、「だいたいこの距離なら何mmで撮影できるな」などが頭に入っています。

この感覚を身に着けるには、単焦点レンズがいいのです。単焦点レンズしかないのです。

ズームできると、どうしてもズームに頼ってしまいます。それができないとなると、自分が動いて撮るしかありません。

自分で動いて撮っていると、50mmのレンズであれば「50mmというのはこのくらい写るんだ」というのがわかってきます。これが焦点距離の感覚です。

これができるようになることが、単焦点レンズを持つべき大きな意味かもしれません。

まとめ

以上、5点説明いたしました。

1.単焦点レンズは焦点距離が固定である

2.ズームはできないが、画質と絞りの明るさはピカイチ

3.大きくボケのある写真が撮れる

4.自分が動いて撮影しなければならない

5.焦点距離の感覚が身につく

単焦点レンズもいろいろとあります。それこそ超望遠の世界なんかは値段もとんでもないので、すぐに買うなんてことは到底できないです。

ただし、50mmなんかは比較的安価なものが各メーカー用意されています。

50mmは一番標準の、人の眼に近い焦点距離といわれているからです。

まずはこのあたりから買ってみて、そこからいろいろと勉強していくのもいいでしょう。

ズームレンズだけ持っているというそこのあなた、ぜひとも考えてみてくださいね。


          
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