みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。このサイトでは、日々撮影の方法を伝授しています。
さて今回はiPhoneのポートレートモードについて。11と11 proに搭載されたこの機能は、手軽にポートレートが体験できます。この機能を使わない手はありません。ぜひともコツを覚えていきましょう!
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Contents
1.ポートレート撮影で、被写体以外がよくボケた写真が撮れる
iPhoneのカメラアプリを開くと、まず「写真」という項目になっていると思いますが、この右隣に「ポートレート」モードがあります。
このモードで撮影すると、被写体にピントを合わせると、それ以外の背景の部分が人工的に大きくボけて、まるで一眼レフの単焦点レンズで撮影したかのような写真が撮影できます。
いままでそれを使用とすると数十万円かかっていた機材が、iPhoneだけでよくなるのです。なんと画期的なことなんでしょうか!
2. 11なら等倍撮影、11proなら2倍での撮影ができる
このポートレートモード、iPhoneでは11と11proで本格搭載されましたが、実はこの2つで最初の撮影倍率が違います。
11であれば、ポートレートモードに変えたときもカメラの倍率は普通と変わりません。28mmくらいのレンズで、ボケの具合などを自分で設定できるようになる感じです。
対して11proでは、ポートレートモードに設定するとカメラの倍率が2倍に設定されます。11proの場合はレンズがひとつ多く、おそらくここでレンズが変わっています。11よりもさらにポートレートに近い形で撮影ができるわけです。ちなみにこれは画面内の「2x」を押すことによって「1x」、つまり等倍撮影に変更することもできます。
3.被写体から少し離れて撮影する
ポートレートモードでの撮影では、実際のポートレート撮影のように、被写体から少し離れて撮影する必要があります。
「被写体を8フィート以内に配置してください」という文言がでるはずです。
まさにポートレートという感じですね。実際の一眼レフであれば中望遠くらい、85mmなどのレンズを使って撮影するので、すごく近づいて撮影することはありません。
ここも忠実に再現するiPhone、さすがですね。、
4.F値で、ボケ具合も設定できる
さらにポートレートモードにしたときの右上を見てください。「f」の文字があることがわかるでしょうか?
これはF値と呼ばれるもので、これで背景のボケの大きさを設定できます。
数字が小さいほど大きなボケができ、大きくなるほどボケが小さくなり、背景がくっきりとしてきます。
やはり人工的にボケを作り出しているので違和感が出ることもあります。その際はF値を少し大きな数字にしてあげることで、ボケを少し弱くして、違和感を軽減することができます。
5.光の調節も多少できる
今度は画面の下の部分です。これは光の具合を選べます。
「自然光」「スタジオ照明」「輪郭強調照明」など、6種類です。
最後の3つに関しては、写っている人物以外の背景が消えて真っ暗になってしまうので用途が特殊です。
基本は自然光かスタジオ照明で十分でしょう。
まとめ
以上まとめてまいりました。
1.背景がよくボケた写真が撮れる
2.11なら等倍、11proなら2倍撮影ができる
3.被写体から少し離れて撮影すること
4.ボケ具合は調整可能
5.光の調整も多少可能
スマホでポートレート撮影ができるなんて、数年前まで誰も思っていなかったでしょう。
でも、荒削りではありますが、現にこうして登場し、そして話題になりました。
これからも、一眼レフでしかできなかった撮影をスマホの小型カメラが行えるようになっていくでしょう。
どちらも知っておいて、適材適所で使い分けができるのがベストですね!