みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。
今回の記事は、撮影手法からは少し外れます。
オートで撮影することに関しての記事となります。
今やスマホはほぼフルオートで、上級機の一眼レフカメラにも、フルオートモードが搭載されています。
実際に便利なオート撮影ですが、カメラマンからしてみれば、少々難のある部分も。
今回は、これを説明していきたいと思います!
マニュアル撮影についての記事も書いています、ここをクリック!
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楽な部分1:何も考えずとも撮影できる
まずはこれ。基本はこれに尽きますけどね。
オート撮影というのは、その場その場の環境に合わせた撮影をある程度こなしてくれます。
これだけで、充分すぎるほど便利です。
また、オート撮影の中でもスポーツモードやナイトモードなどその場で撮りたい撮影に合わせたモードがあり、これを選んでおけば大体の撮影は問題なくできてしまいます。なんとも便利です。
楽な部分2:露出の大失敗を未然に防いでくれる
もう1つはこれです。露出とは、その場の環境の明るさのこと。
オート撮影にしておくと、露出オーバーでの白飛びや、露出アンダーでの黒つぶれなどを防いでくれます。カメラがある程度設定をその場に合わせてくれますから。
ただし、調光補正というものがあり、そこはずらさないようにしておきましょう。+3~-3あたりで調整ができますが、プラスにするほど本来の風景より明るくなり、マイナスにすると暗くなります。ここがずれていればオートでと暗くなったり明るくなったりはします。
難しさ1:自分の思った通りにならず、直せないことが多い
次は、難しいところです。
大体のことをカバーしてくれるオート撮影ですが、たまに「あれ?どうした?」というような失敗があります。
例えば、撮りたいものが白いとき、カメラは実際の明るさがどうであれ、白=明るいと判断して、実際の明るさより暗く写してしまいます。
逆に黒いものを撮ると、本来より明るく撮れてしまいます。
ここを調光補正で直すこともできるのですが、オートでしか撮影していないと、ここはわかりません。
そのうえ、オートだと何が原因でそうなっているのかわからないので、直せないことも多いです。
マニュアルで撮影することで、その感覚は身についていきます。
難しさ2:自分の技術が上達しない
オート撮影で満足している人には必要のないことかもしれませんが、オートで撮り続けていては、自分の撮影技術は上達しません。
だって、撮りたいものがあってもどう設定すればいいのかわからないですからね。
カメラに任せっぱなしだと、カメラに撮ってもらっているような状態と言えます。せっかくなら、色々と使いこなしたいですよね。
マニュアル撮影に果敢に挑戦することで、撮影技術は少しずつ身についていきますよ!
まとめ:オート撮影は大失敗しないが、技術は上達しない!
オートで撮影していると、なんでも対応できるように思えます。それに、撮った写真が白飛びしまくりの全く使い物にならない、といったこともありません。
ですが、せっかく自分のお金を使って買ったカメラなら、色々と試して見るのもいいのではないでしょうか。
カメラは奥が深いです。もちろんその沼にハマっていくとそれなりにお金もかかりますが(泣)、ひとまずオートでしか撮ったことのないところをマニュアルでやってみるだけでも、カメラの難しさがわかると思います。
最初は色んな失敗があると思いますが、その先の技術の向上は間違いありません。
これから技術をあげたい方は、ぜひその一歩を踏み出しましょう!
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