みなさんこんにちは!カメラマンのみじょです。
今回は、風景写真の撮影についてお話したいと思います。
風景写真、スマホでぱっと撮れるようになっていますが、ここにも奥の深い世界がありますよ…!それでは、いってみよう!
Contents
1.風景写真は広角レンズが必要?
みなさんは風景写真といえばどんな写真を想像するでしょうか?
雄大な景色、画面いっぱいの星空、夜景、入道雲のある青空とひまわりなどなど・・・やっぱい広い絵を想像するのではないでしょうか。
風景写真に広角レンズがあると表現の幅が広がることは間違いありません。特に、焦点距離が20mm以下のレンズを持っておくと、広角レンズのダイナミックさを目いっぱい使うことができるので尚のことヨシです。
ただし、必ず持っていないといけない、ということはありません。
風景写真は、望遠レンズでも撮影できます。
たとえば、菜の花の写真を撮りたいと思った時に、広角で花にレンズを近づけて撮影するのもいいですが、望遠レンズの近くに手前の菜の花を持ってきて、手前の菜の花はぼかしつつ、奥にある菜の花にピントをあわせると、手前の菜の花の黄色が際立った写真が撮影できます。
広角なら広角の、望遠なら望遠の特徴を生かした撮影をしていきたいですね。
2.風景写真撮影の原則は、水平に撮ること。三脚もあればなおよし
これは風景写真をしっかりと撮影していきたい人には必ず必要な知識です。
どんなにいい風景であろうとも、水平の保たれていない写真は、安定感を失います。
できることならば三脚を用意して毎回しっかりセッティングをして撮影したいところです。
それがかなわない場合であれば、手持ちでできるだけ水平で撮影できるように練習を重ねることも大事です。
あとからトリミング、という手もあるのですが、それはカットした分だけカメラの画素を無駄にしたんだと考えて、なるべく後処理に頼らない撮影をしましょう。
3.何をメインで写したいのかをしっかり決めておくこと
これは風景に限らずなんでもそうなのですが、一番ダメなのは、「色々写ってるけど、なにを写したかったのかわからない写真」です。これはなんとなくで撮影したというのが原因です。
そうならないためにも、毎度の撮影でメインとなるものを決めておくこと。
もし、一面のひまわり畑を撮影するのであれば、構図の中でメインとなるひまわりを決めること。
空に浮かぶ雲をメインにしたいのであれば、空を大きく取り入れ、地面は少し写すだけにしておく。。。などなど。
作品作りをするのであれば、必ず押さえておきましょう。メインの被写体を決める!
4.風景モードで撮影すれば、色鮮やかに!
今の一眼レフやミラーレス一眼には、「風景モード」と呼ばれるモードや、「ピクチャースタイル」といった色の設定で「風景」があったりします。
これらを使って撮影することで、より色鮮やかな写真を撮ることが可能になってきます。
またピクチャースタイルなどは細かくコントラストや色合いなどをいじることができるので、自分の好みの色具合にしあげておくのもいいでしょう。やりすぎは注意ですけどね!
5.HDR撮影も効果的。ただし、風が強い日や動くものがあるときはNG
以前の記事でHDR撮影について書きましたが、風景写真でもこの撮影は有効です。
キヤノンのカメラに関してはHDR撮影後の仕上がりについて「グラフィック」を選んで撮影すると、上記の風景モード以上に色鮮やかな写真ができあがったりして、自分でもびっくりすることがあります笑
ただし、この撮影手法は画像は2枚ないし3枚合成させたものになるので、風が強くて植物がなびいている日ですとか、動くものがあるような撮影には向いていません。残像が残ってしまいますからね。
うまく使えばみなをあっと言わせる一枚を撮影できるかもしれません!
まとめ:誰でも撮れるようになったからこそ、自分だけのこだわりを創ろう
以上、風景写真撮影について簡単にまとめてみました。
・風景写真はいろんなレンズで撮影ができる
・水平に撮ることが原則。三脚もあると良い
・必ずメインの被写体を決めておくこと
・風景モード、HDR撮影も有効
これらを組み合わせて自分の撮影スタイルを確立させていきましょう。
唯一無二の撮影手法ができれば、これほど楽しいことはありません。
そのためにも一枚一枚、考えながら撮影していきましょう!
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